きょうはとても嬉しい報告である。
松原賢さんの論文「榊原亀三郎が社会福祉発達史に残した貢献~榊原亀三郎の福祉思想と榊原弱者救済所~」が日本福祉大学福祉学会の学術奨励賞を受賞した。これは松原さんばかりでなく榊原弱者救済所保存会としても喜ぶべきことだ。
松原さんは榊原亀三郎の偉業を知り、その思想と実行力に感銘を受け、再々、鴉根の救済所跡を訪れて調査。また、はんだ郷土史研究会の例会などにも度々参加して研究を深めていた。
その研究成果を昨年、発表し、この度の受賞となった。
表彰式は平成29年6月24日(土)、日本福祉大学美浜キャンパスで開催された日本福祉大学社会福祉学会第49回大会「こんなにオモロい福祉の仕事 教えて下さいあなたの実践~誰もが人間らしく生きられる社会をつくる~」で行われた。
詳しくは、『はんだ郷土史だより』73号に掲載してある。
さらに、みなさんにご報告したいのは、松原さんは学術奨励賞の副賞賞金を榊原弱者救済所保存会に寄付してくださったことだ。
6月8日、お住まいの豊川市からわざわざおいでいただき、寄付金を当保存会・田中清朗会長にお渡しくださった。写真である。左が松原賢さん。
大変ありがたく、嬉しいことだ。
心よりお礼を申し上げる。