福井県のあわら保護司会さんが榊原弱者救済所跡を視察に来られた。
まずは史跡公園を一回り、当会・前田さんが記念碑などの説明をする。みなさん熱心に聞き入り、「収容者の食事はどうしていた」「宿舎はどこに建っていたのか」など質問も具体的で関心の高さを感じさせる。
鴉根区民館に移動。お茶をサービス。会長の田中さんの挨拶、そして、西まさるが「榊原亀三郎と救済事業」を紹介するミニ講演。これがいつもの定番コース。これでガイド料は、お一人でも団体でも、1回1,000円。但し、DVD『榊原亀三郎物語』〈1,000円相当〉を1本差し上げます)なのだからタダより安い。
当然これは亀三郎翁の偉業を後世に伝え、少しでも更生保護、福祉のお役に立とうという気持ちからである。
10月19日には知多郡美浜町の民生委員会。11月1日は美浜町更生女性会、2日は名古屋市西区民生委員会、29日は名古屋市緑区保護司会のみなさんの視察が決まっている。
こうして榊原弱者救済所保存会の活動が全国に知られていくことはうれしいことだ。