令和3年10月26日、晴天の榊原弱者救済所跡・史跡公園に久しぶりに賑わいが戻っていた。刈谷市更生保護女性会の一行34名の視察である。
救済所跡への視察は平成26年の開園以来、公式なものだけで約40団体、計9百名ほどが来園している。それも長野、静岡、滋賀、福井など遠方の保護司会、民生委員会が多い。ところがコロナ禍。視察は完全に止まり、令和元年(2019)12月1日に東京都の調布狛江地区保護司会の一行が来所されたのが最後だった。
そして1年11ケ月ぶりのこの日である。コロナが下火になったとはいえ、視察もまだこわごわの状態。刈谷市更生保護女性会は180名の構成だが参加者は2割程度に抑え、さらには40人乗りの大型バスなのに17名しか乗せず、午前、午後の二本立てにする念のいれようだった。
久々の視察受け入れに保存会も全力の取り組み。当会新美会長はもちろん、半田保護区保護司会は藤條会長が、半田市更生保護女性会は加藤会長が先頭に立っての対応だった。