静岡県沼津市の「沼津史談会」さんに呼ばれ、亀三郎と鴉根の榊原弱者救済所の話をして来た。
沼津市の保護司さんも、石川寛康会長さんら何人もご出席された。
このところ、ぼくはすっかり亀三郎のセールスマンだ。ありがたいことに、あちこちで声がかかる。
但し、ここ静岡は更生保護の発祥の地。金原明善翁、川村矯一郎翁の地。静岡県出獄人保護会社の創立の地だ。
ちょっと緊張する。
保護司さんも沼津市だけで100数十名とのこと。半田が20数名だから規模も違うようだ。
当の榊原亀三郎も更生保護、福祉活動に目覚めたのは静岡でのこと。その意味でここは聖地だろう。
盛んに、DVD「亀三郎物語」の話をした。帰宅後、暫くDVDを観ていないことに気がつき、観てみた。
自分で創った作品なのに、観ているうちに感動した。分かりきっていることなのに、気がつかないことも、いっぱいあった。
人間は忘れやすいものだ。良いことも悪いことも。
気をつけよう。