10月4日尾東保護司会19名が榊原弱者救済所跡を視察に来られた。
「尾東」とは一宮市、岩倉市、瀬戸市など尾張地方の名古屋市以外を統轄する保護司会である。知多半島も常滑市、大府市、東海市などがこの括りに入る。ちなみに半田市は阿久比町などと半田保護区として「尾東」には入っていない。現代感覚ではちょっと違和感があるこの線引きだが、保護司制度が出来た頃(亀三郎が鴉根にいた頃)、半田は尾張でなく三河の範疇とされていたからだろう。
さて、一行の視察は愛厚の里を視察の後、史跡公園に。新美勝会長が出迎え、挨拶。救済所跡を見学し、鴉根区民館に移動。西まさるの小講演、といういつもの流れである。
こうして少しずつ、榊原弱者救済所跡保存事業が広がるといい。
㊤新美会長の挨拶
㊦史跡公園の現地説明風景
㊦鴉根区民館で西が「亀三郎の偉業と保存事業」を説明