令和最初の榊原弱者救済所跡へのご見学は名古屋市千種区民生委員ご一行、84名。千種区の民生委員さんはこれで実に3回目。頭が下がる思いだ。
千種区に民生委員・児童委員さんは300名以上いらっしゃるということで、この地への見学は3回に分けて、とのことだ。この日も観光バス2台。鴉根の丘が一気に賑やかになった。
「ここにはかつて榊原弱者救済所がありました。広さは6万6千坪。常に50人ほどの人が暮らしていました。その人達は家庭からも社会からも棄てられ、差別され、行き場を失った人達ですが、この救済所には差別も偏見もありません。貧しくとも、みなが平等に暮らしています。ここは幸せの村でした」。
そんな風に現地では説明。(この日は西まさるが説明)
そして鴉根区民館に移動です。
この日は新しく榊原弱者救済所跡保存会の会長に就任した新美勝(写真左)と鴉根地区の民生委員・石川輝明も挨拶(写真中央)。
そしていつものように救済所の歴史と亀三郎について西まさるが小講演。
みなさん熱心に聴きいいってくださいました。